2011年2月


14日(月)
2008-09シーズンの世界選手権、2009-2010シーズンの冬季オリンピックにつづく、2010-11シーズンの全米選手権という第3次アボットショックに見舞われたみなさま、いかがおすごしでしょうか。

欧州男子に心浮き立ち欧州女子で感涙し全米女子を言祝いで、そんな挙句にあの空前のサードインパクトが起こったのでしたね。世のなかって分からないものねといってみたところで、じつはGPシリーズ初戦からいまいち点がのびきらなかったプログラムであることは事実なのです。伝説となるポテンシャルはひしひしと感じるのに、ああ。ああ。あああああ。イエス、アボット・イズ・ビューティフル

伝説といえばカナダでチャントムがおっそろしいことになっていました。まさかのソーヤー来日といううれしいおまけつき、どうして今年は放送がないんだJsports plusよ。

そんで今夜は車庫入れする車のタイヤの軌跡をはじめてまじまじとながめてみた、雪の降る宵だったわけですが、つうか降りつづいているわけなんですが、いろいろ思うところもあるんですけど、寝ます。

近況:母が兄から中古のiPadを譲ってもらい、2週間後のいま、わたしはiPhoneを手にしている。


27日(日)
叔父の財政状態がどうにもこうにもどんづまりになっちまったらこっちだって困るわ! ということで、伯父・母・叔父できょうだい会議が開かれておりました。

ちなみに先日母とふたりで祖母の介護保険証を発掘しにいきましたが、いろいろと、見たことのない書類がわさわさでてきて、ふは、ふははははは。給水停止執行通知書と固定電話契約解除通知書と年金融資督促状と、極めつけが滞納金額内訳書&公売予告通知書。そんで「都税にご協力ありがとうございます」ってあらかじめ封筒に印字されてるとこに手書きで×印つけられてやんの。

まあそんなわけで、ごろごろ寝てましたが父とばあちゃんの夜の食事は自分がてきとーに用意することになりましてん。そしてほんとにてきとーに、「伽哩屋カレー」のレトルトパックを用意しながら、ふと思ったこと。ほんの3年まえですが、母が兄の入院先につめていたころ、自分はスーパーの惣菜やお向かいさんの厚意や幼なじみの差し入れに支えられながらも、いちおう、自分でも一品ぐらいはゆでたり切ったり混ぜたりしていたのである。調理、とはおこがましくていえませんが。味噌がうまけりゃなんでもうまい、と出勤まえにきちんと味噌汁をつくったりもしていたな。どうしてそんな気力があったのだろうと思いつつ、本日もいちおうツナ缶をあけてマヨネーズとたまねぎときゅうりとでまぜまぜ。このくらいがいまの限界である。

祖母の着物とお琴と三味線を我が家が引きうけることになりそうですが、お琴ふたつもいらんやん。


28日(月)
そんなに日本では働きづらいのだろうか、とか、うすらぼんやり考えてしまう、ファッションの一環としてという人のほうが安心する、きちんとした志あっての人のほうを理解できないのは、「英語を活かした」ということばだけで自分がほとんど悪意まじりの偏見を抱いているからなんだぜ、きっと。

単純に世界でいちばんしゃべる人口が多い言語ってだけなのにどうしてこんなにもにょっとするのだろう。この世に「中国語」というものが存在するならば、「中国語を活かした」ってことばが氾濫していたかもしれないのだけれども、 それでもやっぱりもにょっとするんだろうか。とりあえず定型句なんだから、萎えるほどの語句でもない、「英語圏で」「英語を活かした」働きを求めたって、べつに、いいんだけど。……問題は「英語」じゃなくて、「〜を活かした仕事」って部分にあるのかもしれんな。

自分にとって仕事は、己の特長を活かしてするもの、では、ない。

趣味に活かせばいいのに。と思ったら、「趣味を活かした仕事」という語句もあるぞ、そういえば。なんだこれ、おそろしい乖離。



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