2011年11月 | ▲ |
1日(火) 「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」を観ました。「三銃士」の映画化があるのはきいていて、最初はたぶん史劇なんだろうと思っていたら本予告があんなんなっててぽかーんとしたのち、「これは意外におもしろいのでは!」と、なりまして。 ここんとこ、ばあちゃんは火〜木とショートステイ、月金がディサービスという布陣だったのですが、今週から限度額ぎりぎりいっぱいに組んでもらい月〜木ショート、金ディにしました。そんなわけで月曜から身軽!と調子こいて母をひっぱりだしているわけです。しかし11月です。1月1日をゴールと定めたラストスパートのかけどきだろうか。ほんとうは10月の第一週に終わらせるつもりだった衣替えをまだはじめてもいないとか、はじめないままあったかぬくぬくな部屋着をいろいろ買い集めそうになっているとか、そろそろ銅のゆたんぽを買ってしまおうかとか。しかし見ないふりしてるんですが、あきらかにちょっと持ちものが容量オーバーになりつつあるんです、毎回捨ててから買ってたのにさいきん捨てていないんです、このままでは物持ちびんぼうになってしまう。捨てたい、しかるのち買いたい。 あ、映画はですね、「意外におもしろいのでは!」と思ってしまった分だけつまらなかったです。つまり「おもしろさ」の体積は本予告で予感した分量からすこしもはみだしていなかった。しかし目的であったマッツ・ミケルセン鑑賞はじゅうぶんに果たせたのでいいのです。でも精神的にも肉体的にも、今回ほとんど嬲られてませんね。マッツときけば嬲られてるものと期待する我が身を反省すべきですか。 9日(水) NHK杯、シュルタイスが、欠……じょ……。 さて。9月、どうにか父にディサービスを利用してもらえないか、試しました。初回はお試しということで自分の車で送って、2回めから送迎を利用して。2回めからって、ぶっちゃけると3回めはようやく本日叶いましたよ。月曜日に来てもらっている訪問看護の方が、水曜日はお出かけしましょう!とお手紙を残しておいてくれて、それを見せながらうながしてみると、釈然としない様子ながらも、「じゃあ、行くか」と。それまでは施設の名をきくと即「あそこはだめだ、もう行かない」だったのに、きょうはあまり反応がなかった。たぶん、いつも月曜日に来てお風呂にいれてくれる人(という認識はある)からの手紙というあたらしい要素があるせいで、9月に行った場所と施設名が結びつかなかったんじゃないか、つまり情報を処理しきれなったんじゃないかと思うの。で、帰ってきてからもあまり反応なし。初回の翌日は、どういう関係があるのか知らんが、朝からトイレにこもりっぱなしになって母とふたりでえらい手間をかけたものでしたが。おそらくただいま情報処理中で、あすのどこかの時点でいきなり「行かないぞ!」と叫ぶんじゃないかと思うの。 そんな予想はどうでもいい。父は送られていった。ばあちゃんは月曜からショートステイ。家になにもいない! なにもいなーい! ということで、予定も決めずにひとまず外出しました(母はパートに出勤です)。都内にでて映画をみたいな、と思ったんですが、都内でしか観られなくて父の帰宅時間に間にあうものとかんがえるとあまりないわけで、だもんで三菱一号館美術館に行ってきました。初です。 夏に「もてなす悦び展」が気になっていたのですが行けずじまい、で、現在の企画展は「トゥールーズ=ロートレック展」。ところで入ってすぐに「うっ!?」となったのが「靴音に関するおねがい」です。かつての建築を復元したものですが、当時の技術をそのまま再現しているため、靴音が響きやすいつくりになっている、とかなんとか(天井高いし、床や壁が音を反響しやすい素材なのかな?)。なのであんまり音がうるさくないように歩いてねって、入り口に書いてあった。書いてあったけど、サイトではそんな注意書きなかったよ! で、わたくしはブーツを履いてきておりまして、わたくしの靴音というのは仕事帰り、帰宅するみちのりで自分がもう「なんでこんなにうるさいんじゃ」と思ってしまうくらい高く響くものでして。ほんとに、なんでなんだろ。こ、これはたいへんだと思いチケットカウンターへ歩むその音がたしかに響く響く。そんなわけでヒール高め(自分比)のブーツ内でさらに爪先立ったり、摺り足になってみたり、一歩一歩をソフトに着地したり、しながら巡りましたです。ちなみに靴音ってのはヒール云々ではなく、単純に靴底の硬さが関係するんですかね。女性の足元からよりも、男性の革靴の音がよくしてたようだよ。 常設のミュージアムショップでは倉敷意匠とか水縞とかD-BROSとかの雑貨が置いてありました。ところで庭園美術館みたいに、建築そのものをみてまわれる企画展はやらないんですかね。まあ、あくまでも美術館として使えるように復元してあるので、いろいろと、キメラな感じですけど、それもまた。 冒頭のはなしにもどると、ベルネルもコンテスティもマーバヌーザデーも来るってのに、シュルタイス欠場がここまで自分のテンションを下げたことにびっくり。スケーターにはよくある故障なのかな、お大事に。 28日(月) あんなこといいな、できたらいいな、という、「できてない」ものたちに窒息しそうになる人はきっと自分のほかにもいると思われ、しかし結局「やらない」ことは「やりたくない」ことと同義であるからに、自分はつまりなにもやりたくないのかもしれず、ええべつに、深刻な話ではありませんとも。 映画のチラシを整理整頓していたら、なんていうの、レフィル? が、足りなくなりました。おもに去年見たいなーと思って持ちかえったものたち、半数以上見られてないですが、ひとまずまとめられたので終了。やっぱり最初期の「アデル」のやつは「彼女が、戦う。」「かなり、強い。」のコピー含めて、かっこういいですよ。見たいなーとはまったく思わず、見にいってもいません。でもはじめのチラシはすてきなの。 父がディサービスに行くようになりました。やっふい。どうしたんだろう。感想きいてないし、なにもいわないので、本人も「いったいなんだろう」と思いながら行っていると思われる。とりあえず昼ごはんは本人比ですくないらしいが、父とばあちゃんはときに家族に妖怪ごはん食べと慄かれる存在なので、こんなもんでしょう。いま使っているところ、祝日はやっていないんだけどね。でもばあちゃんは順調にショートステイを継続して使っているので、こないだの水曜日は母と「ウィンターズ・ボーン」を鑑賞しに行けたのですよ。 と、ここらへんまで書いたところで眠くなってきたのでそのままになっていたからこのまま更新してみる。 |
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