2017年2月 |
*3年ほど放置していたので再開時の近況はこちら 8日(水) 昨夕、宮原知子選手の左股関節疲労骨折、および四大陸選手権、冬季アジア大会の欠場が発表されました。 まず悲鳴、全治四週間そして股関節というなんかたいへんそうな故障箇所から無理して世界選手権に出なくてもいいんじゃないか、ということは平昌五輪の枠は2枠だなオーケイわかった。というところまでたどり着きましたが、のちほど出た記事によれば全治四週間の診断を受けたのが1月なかばで、あと10日ほどで通常練習に戻す予定……とのこと。記事のニュアンスは大事をとって四大陸・冬季アジア大会を休み、世界選手権にフォーカスするというものなので、最初思ったよりは先行き明るい感じ……? いまの女子シングルの趨勢からいって、枠は2枠に減ってもやむなしな状況だと思うので、ともかくワールド出場が叶ってよい演技が出来ますように、という心境です。出場枠に一喜一憂するのも楽しみのひとつなんですけど、もともと無理めなところはそういうつもりでみますし。ああ、ロシア男子に関してはやりきれば出来ると思っているので3枠確保をぎりぎりと祈りつづけますけれども。 それはそれとして、あらためて四大陸選手権の1週間後という冬季アジア大会の謎日程について、やっぱりどっかおかしいんじゃないのこれ……という気持ちが再浮上。通常は各競技団体と日程の調整くらいするはずで、それが出来ていない運営が無能というような個人の意見も見かけて、そうかもなあとか思ってます。そもそも冬季アジア大会ってなんなのというところから困惑がスタートしており、開催地札幌が冬季五輪招致しているということであっはいそうですかという微妙な気持ちにもなり。試合数が多いと選手の疲労や故障が心配になりますね。 参考記事: デイリースポーツ2017/2/7(火) 18:17配信 エース宮原知子が疲労骨折、平昌五輪「3」枠獲得へ暗雲 日刊スポーツ2/8(水) 9:51配信 宮原知子骨折も世界選手権は出る 五輪3枠死守へ 本日二度寝してしまい起きたら午後だったのでちょいがっくりしました。コンスタントに外出する気力と社会性は回復してないのですが、朝起きて夜寝るのだけは守りたい。しかしここ1週間ほど、毎日なんか風がちょう強いのが外に出る気を挫くのですけど、あれはなんなんだ、家が揺れるし庭が乾く。 9日(木) 夜更かしが原因でまた12時ごろに起床したら、冷たい雨がふっててえらいこと寒いので、ここ1週間ほどの自分の不摂生はすべて寒いせいだと思いこもうとしていました。 夜はJSports4にてヨーロッパ選手権のペアSPFS全滑走の放映がありましたが、のちほど録画を観ることにいたします。昼に起きたらジョシュア・ファリスの復帰というとてもうれしいニュースがあったり、いつのまにか四大陸選手権のエントリーからデニス・テンが消えていたりということがありましたが、おおむね食べすぎたせいで胃腸を荒らしている。 ここ最近、中川晃教の「中川晃教デビュー15周年記念プレミアム・コンサートwith東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団」(長い)を聴いていましたが、本日もう2枚CDが届きました。でもCDプレイヤーがなんかちょっと調子悪いです。というよりそもそも上記15周年記念のものも、ラストの17曲めが再生されずに終わってしまうのでそれはPCで再生させたという経緯があり、あたらしく届いたCDは最初「再生できません」的なメッセージが出てきた。なんだ。 夜更かしを反省したくせに、あきらかに夜更かしの原因になりそうなスマホゲームを3つもDLしてしまいましたので、対策としてスマホを自室に持ち込まずに寝ます。 10日(金) 2日ぶりに朝に起床できましたが、腹具合がよくないうえに、やっぱりどんどん風が強くなるので本日も家から一歩もでない生活です。午前中は1/25に行われたヨーロッパ選手権ペアショートプログラムの録画を見て、夜はただいま放送で1/26のアイスダンスショートダンスを見ています。ペア名・カップル名のファンによる略称は aaaa.AAAA & bbbb.BBBB (女性が先)の場合 AABB型を基本形としていますがおそらくは語感のよさで aaBB型もあり、まれに AABB型がメインストリームのなかで bbaa呼びを見かけることもありそういえば語感のよさでいえば抜群の aabb型もあり、ええと、話がまとまらなかった。 去年のこと、化粧品やシャンプーのCMで起用されてる女性が「無駄に脱いでいるのは誰のためなのか」、それに続けて、女子フィギュアスケーター衣装の肌色部分(肌襦袢、素肌のままのことも)が「年々広がっているのは、誰のためか? 自分は不快」である、という Tweetを見ました。それに対して(可能性としてはフィギュア衣装に言及した Tweetだけ見て)「不快」が選手に対する悪感情だと認識したうえで、「年々広がっている」という根拠もないのに選手を貶めるようなことを言うなんて、というような反応があり、どちらも自分が見てるアカウントだったので、ああーとなってた。おそらく「不快」の内訳はおもに10代前半から20代なかばくらいまでの女性が、肌の露出が多い出で立ちで踊る(滑る)こと、それを競技とは関係のない部分で性的に消費されてしまうことじゃないかなと思い、特に女子シングルスケーターたちに関してそういうふうに見ている人が少なからずいることは自分も想像できます。最近だんだん改善されてきているとは思うのですが、極端に女子選手に偏った報道のつくりとか、せいぜい「きれいな女の子がみじかいスカートでお遊戯してる」レベルの認識なんだろうな、と思うこともありました。そういう現状への「不快」表明であって、べつにその衣装を着ている選手たちを批判してるわけではなかったはずです。そしてその気持ちは自分も共感できるところがあります。ちょっとこのあといろいろ書いてたらまとまらなくなったので、ひとまずここまで。自分は衣装の露出度については基本的に「寒いよ! 寒いよ!!」と思ってます。そして今季のペア・アイスダンス女子選手はパンツルックが多い気がする。(この段落は10日23:43更新、その後当該 Tweetの言い回しを確認して11日に加筆修正しました) CDプレイヤーはどうやら壊れました。10年以上まえに購入したBOSEのものです。買い換えどうするという母に「めんどうだからまたBOSEでいいんじゃない」と返答する無職でしたが、音の善し悪しとか自分らの耳には分からないんだから拘らなくてもよかろうというまっとうな感覚で、母が最寄りの電器屋ですぐに持ち帰りできるものを買ってきました。中川晃教の歌声は曇りないのでまったく問題ございません。 ところで上にだらだら書いたペア・カップル名略称の具体例です。 AABB型 メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード ⇒ デュハラド aaBB型 ヴァネッサ・ジェームズ&モーガン・シプレ ⇒ ヴァネシプ bbaa型 エレーナ・イリニフ&ルスラン・ジガンシン ⇒ ルスレーナ ※AABB型ではイリジガ aabb型 パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ ⇒ パイポー 11日(土) 車が使えたので2週間ぶりくらいに家の外にでました。しかし顔面から社会性がまるきり脱けていた。たとえば鏡をいっさい見ないですごしたら、1日でどのくらい脱けてしまうんじゃろう。 きのうのまとまらんかった衣装における肌の露出ですが、そういえば陸上競技で男子と女子では女子の方が布面積少ないの、あれもふしぎです。そりゃ女子は胸部、男子は股間と、固定しなきゃいけないものがそれぞれ違いますけど、そこはインナー的な機能で対処しておけば、基本のかたちは男女同じでもいいですよね。男子はタンクトップにスパッツ、みたいなのに、女子はビキニみたいだったりするんだもの。そのトップはもっと伸びない?とか、そのパンツ、腿まで覆えばよくない?とか思う。その競技に最適化されたユニフォームの基本のかたちに、男女の別は発生しないはずだ。競技用ではないですけど、学校の体操服とか、そうなってきてますよね。ところで上の文章書くときにはたと困りましたが、上衣にある腕を通す部分は袖ですが、これと対照をなす下衣にある脚を通す部分、はなにか名称ありますか? 筒? 女子選手のユニフォームで、この筒の部分がないのが心もとないのです。 本日買った本: 『タクマとハナコ』第2巻 はるな檸檬 文藝春秋 2016年12月 「ナイスハズバンド!!」「サンキューワイフ!!」 『いつか緑の花束に』 吉野朔実 小学館 2016年12月 きれいな装幀。「MOTHER」「劇団ソラリス」はネームだけで存分に魅力的です。 『ロリータ』 ウラジーミル・ナボコフ(若島正訳) 新潮文庫 2006年11月 あらためてちゃんと読もうかと思いまして。以前この同じ版を読みはじめていたのですが、「第一部」の冒頭があまりにもかっこよくてそれでほぼ満足してしまったという経緯があります。 『フランケンシュタイン』 メアリー・シェリー(芹澤恵訳) 新潮文庫 2015年1月 お店に光文社古典新訳の在庫がなかった。創元推理版と比べて文字がおおきいほうを選びました。 そんなわけであらためてフランケンシュタインなわけですが、ミュージカル「フランケンシュタイン」、パンフレットで「怪物」の英語表記が monsterになってました。あれ、フランケンシュタインの怪物は creatureでないのかな。怪物がビクターに「創造主よ」と呼びかけるところがあるけど、「創造主」と対になるような「被造物」感があるのは creatureでは。あれ、じゃあ怪物からビクターへ呼びかける「創造主」は creatorなのか? と気になったので先日iBooksで原書をDLして creatorで検索かけたら、" my creator"でした。ちなみにナショナル・シアター・ライブ「フランケンシュタイン」では怪物⇒ビクターへの呼びかけはちがった気がする、と本日、以前母がKindleにDLしていた舞台脚本を確認したら " Master"だった。これは皮肉もはいってるのかも。で、この脚本で怪物が Creature表記なので、原書もそうだと思っていたけど、そうでもないのか。creatorで検索した前後の箇所は地の文がビクターの一人称ですが、怪物のことは特に定まったことばで指してないっぽい(単に heの箇所が多い)。ビクター⇒怪物への呼称というか罵倒では "monster" も使われています。" Devil"と罵り、さらに地の文では daemon呼ばわりしてたりする。名無しの怪物さんざんである。 12日(日) 去年、「エゴサーチ」をたんに「検索」の意味で使用していると思しき記述を見かけたので、そういう使い方をされはじめているのかな、と思ったら、高田大介(言語学者・『図書館の魔女』作者)がすでに2015/2/27に書いていました。 記事はこちら⇒言語学の余白に エゴサ 梨木香歩『からくりからくさ』を漫画化するならおかざき真里で見たい、と以前も書いたのですが、『からくりからくさ』と『図書館の魔女』には同じモチーフが出てきます。あれ元ネタなんじゃろうかといま検索したら、イスタンブールのバシリカ・シスタンというのか。で、『図書館の魔女』が漫画化されるのであれば、やまざき貴子で読みたいです。こちゃこちゃっと描き込まれている絵のなかにするっと重要な描写があったりする感じが合っていると思うの。見たい。 1日のなかで自分が使える時間と、処理できる情報量をきちんと把握したく。まずは先日結局4つ落としたスマホのゲームを3つ削除いたしました。 13日(月) ただ書き出しただけではどうにも把握できぬ、と、無印良品の日付を自分で書き入れるタイプのウィークリーノートに、四大陸選手権の @競技 Aフジテレビ放送 BJSports放送(全カテゴリ全滑走) の日程・時間を書き入れました。これでよし。2017年のスケジュール帳どうしようと思っていたときとりあえず買っておいたのものですが、この使い方でゆこう。去年のうちに気づけばよかった。 本日最寄り駅まで歩いてたら、道がところどころ舗装されなおされていました。年度末……にはちょっと早いか、いやそろそろか。また横断歩道の塗装しなおしもあったのですが、なんか、塗料の節約なのかなんなのか、両側から塗っていって真ん中よりもやや片方よりに3本塗り残しちゃった風の片側一車線と、両端と中央分離帯のところは塗ってあるけど分離帯よりの数本が塗れなかった風の片側二車線道路の交差点がありまして、なんでじゃろうか。また塗る横棒単独で見ても、片側の端までは塗ってなかったりして、これはいま片側にしかない自転車レーンを両脇に作るってことかもしれない。測量している作業中の方がいたけど、かれらは塗るひとじゃなかろうから「この塗りかけなんなんです?」とは訊けなかった。 14日(火) 中川晃教のCDを聴きながら「声がきれいねえ」「歌がうまいねえ」と素朴な感想を抱く日々です。 きのうつらつら書いてみた横断歩道の塗りかけ状態、本日も同じ場所を歩いていて、これはつまり「このくらいの掠れ具合なら塗り直し必要なし」と判断されている部分なのではないか? と、思いつきましたよ。 15日(水) - 16日(木) 月曜、火曜と、外出ってほど外出でもない、市内から出てないですが家から徒歩でてくてく出かけたという意味では外出、をしたら、なんかちょっと寒気がして風邪かしらということで、近年自分の風邪はのどからくるので濡れマスクを着用して就寝。特に風邪っぽい症状が進むことはありませんでしたが、きのうはそのまま一日寝ていました。きょうもそこはかとなく気持ちがしんどいので寝ていることにします。でも11時から四大陸選手権のアイスダンスがはじまりますので、オンラインリザルトを見る準備はします。本日のフジテレビ放送は女子の第3Gから生放送となる時間帯ですが、正確には第2G終了後の製氷時間からになるので、第2Gで滑った三原舞依選手を放送したあと、アイスダンスの日本代表カップル2組くらいは放送して……くれないか……。 本日の競技と気になるところは以下(11:25)。そして結果を追記(18:07)。さらに追記(2/17 11:20)。 アイスダンスSD: ヴァーチュー&モイアに、シブタニ&シブタニとチョック&ベイツがどこまで追いすがるのか。ウェーヴァー&ポジェはふんばれるか。村元&リードも上位北米陣のなかでどどんと存在感を発揮してほしい。 SD結果(画像は上位8組まで): ![]() パイパーに転倒があったというギルス&ポワリエ組が点数を伸ばせず、北米トップ6たちに割って入ったのはパーソナルベストを更新したワン&リウ。チョック&ベイツとハベル&ダナヒューとの差があんまりない。印象でものをいいますと、FD、シブタニズのプログラムはまあああもうたいへん素敵なのですが、ハマり具合でいったらチョクベイで、さて2位〜4位あたりでの順位変動はあるでしょうか。ウェバポジェはあんまりふんばれていない……ツイズルでなにがあったん……。かなクリ(村元&リード)は惜しくも9位でフリー第3G入りは叶わず。ミン&ガメリンはどんなカップルかまだよく覚えていないのですが、アジアンカップルたち躍進してほしい。 ペアSP: 復帰あけのスイ&ハン含む中国の3組はどこも楽しみ。デュハメル&ラドフォードとともに四強……なのか、その他の組ががんばってくるのか。期待している須藤&ブードロ・オデ組は、Twitterにて須藤選手の衣装がロストバゲッジに遭ったというのを読んだのですけど……だいじょうぶか。⇒すでに発見の報がきのうのうちにあったようでした。よかった。 SP結果(画像は上位8組まで): ![]() ほえ、ほえええええ。スイハンが復帰戦でPBにせまる(0.1点)得点を叩き出すという、すばらしい展開。デュハラドはエリックが3Lzで、ペン&ジンはペンちゃんがスピンでそれぞれ転倒とのことですが、3位にとどまったデュハラドに比べてペンジンは得点を伸ばせず……。ペンジンのSPはたいへんかわいらしくて好きなので残念。すみオデはPB更新おめでとうの10位です。スイハンがこのままFSも駆け抜けて優勝か、デュハラドが逆転か、ペンジン表彰台目前まで猛追なるか、PBを更新してるイリュシェチキナ&モスコヴィチ、ムーア=タワーズ&マリナロがFSでもがんばって順位を落とさずいられるか。 女子シングルSP: ケイトリン・オズモンド一強だと希望込みで思っているので、ここで安定感を見せてくれれば。日本女子は樋口選手・三原選手が続いてくれそうだと期待していたけど、公式練習の様子などでは三原選手が好調で、樋口選手および急遽出場が決まった本郷選手はやや不調? カレン・チェンとガブリエル・デールマンにも期待。ミライ・ナガスはどうしてもショート番長の印象があるのでここではあえてよいFS祈願。あとはキム・ナヒョンのクリーンな3Lo-3Lo祈願、今回大会最愛のかわいいかわいいマライア・ベルがよい演技をできますように。 SP結果(画像は上位6人まで): ![]() おおう。終わってみればけっこうなジャンプミス連発大会。放送で見た三原さん+第3G以降、すべてのジャンプをGOEマイナスなしで終えた選手は三原舞依、チェ・ダビン、エリザベット・トゥルシンバエワのみかな。生放送、ちょこちょこメモを取りながら見てみたのですが、なんたることかガビーの絶品3T-3Tを見たあとちょっと集中力が途絶え……てしまい……終わってみたら暫定トップ、そのままSP首位じゃないですか。来週の放送をちゃんと見ます。かわいいマライアは7位、凄みのある美人が出てきたでと思ったらここんとこかわいいピンクを脱却しているジジュン・リが8位です。 スピンで寄ったり、ステップで上半身ズームしたり、今大会のカメラワークは好きくない。 ところで煽りVTRについてはこんなところで悪口言ってても伝わりゃしないので、以下をフジテレビの「四大陸フィギュアスケート選手権」の番組へのメッセージコーナーに送ってきました。昨日間違えてもうちょっと短いVer.を「フィギュアスケートTV」のほうに送ってしまいましたよ。 女子最終グループ前の選手紹介VTRで、カレン・チェン選手が国内チャンピオンになったことを「全米に衝撃」「無名の選手が」という表現で紹介していました。煽情的な語句を使いたかったのでしょうけども、「無名」とは誇張するにもほどがありませんか。日本の視聴者にとってまだなじみのうすい選手名であっても、すでにシニアのグランプリシリーズに昨シーズンから2戦参加しています。そもそも、本国アメリカのフィギュアスケート界でカレン・チェン選手が無名なはずはありません。昨年(2015-2016シーズン)の全米でこそ8位ですが、一昨年(2014-2015シーズン)では3位です。「カレン・チェンが全米一位に!」という驚きはあったかもしれませんが、それは「全米一位になったこの選手はだれ!?」という驚きではないでしょう。「無名」というと後者の反応を想起させます。「スケートファンにはおなじみでも、そうではない視聴者には分からない」ということも多々あると思いますが、今回はVTR上で衝撃を受けた主体が「全米」であった、とするような文脈でしたので、意見させていただきます。今年は全日本選手権から実施された技術要素の点を画面左上に設置するなど、スポーツ報道として全うな姿勢を見せてくださっているので、必ず改善してくださるものと期待いたします。 そういえば、当然のようにアイスダンス・ペアへの言及は……ありませんでしたね……。 17日(金) ゆうべ四大陸選手権の放送を見るためにフジテレビにチャンネルを合わせ、遅ればせながら知ったのです、『貴族探偵』ドラマ化……だと? 麻耶がドラマ化……麻耶が月9でドラマ化……パピエ・コレ……麻耶は "展開"された……。 母が間に合わせで買ってきたCDプレイヤー(一体型)、昨日夕方、改めて購入したミニコンポに早くも場所を奪われました。こういうスピーカーが独立してるかたちを買うのは我が家でははじめてですね、と中川晃教を歌わせてみたら、さっきまでとは明らかに音が違うので、すなおにびっくりしました。でもすぐこっちの音に慣れたので、しみじみ「音がいいねえ」というようなことはなく、あいかわらず「歌がうまいねえ」「声がきれいねえ」となっています。でも低音はいい気がします。低音ってことはつまり中川晃教の声じゃない部分、ってことだけど。 四大陸選手権、本日はアイスダンスFDと、男子シングルSPが行われます。 アイスダンス結果について追記(19:00)。男子結果について追記(22:22)。 アイスダンスFD: SD2位シブタニズ、3位チョクベイ、4位ハベドノ、5位ウェバポジェ、このあたりの順位変動が起こるか。具体的にいえばウェバポジェの巻き返しなるか。ところでゆうべの女子シングルのカメラワークを見てものすごい不安になっておりますが、あ、足元、アイスダンス競技の足元はちゃんと映してくださってる……? FD結果(画像は上位8組まで): ![]() ウェバポジェとパイポーの差が0.01点。 総合結果(画像は上位8組まで): ![]() 上位3組は動かず、FD順位は動いたのですがSDでの差をひっくり返すまでには至らず、唯一パイポーがワンリウを逆転し、はい、1位から6位まで北米詰めです。かなクリはTESが思ったように伸ばせなかったようで、順位変わらずの9位。四大陸では北米に次ぐ位置を常にキープできるようになってほしい。テサモエ(スコットのツイズルミスあり)、シブタニズはパーソナルベストを出したそうなので、放送がたのしみです。ルールの修正が毎シーズンあるため、いつもパーソナルベストって呼ぶべきかシーズンズベストって呼ぶべきか考えている。暫定3位までの待機席(グリーンルーム)が、主にパイポーのせいでカオスになっていたようですかわいいたのしい。そしてやはりカメラワークはすっとこどっこいらしい……リフトで女性だけ映すとかやめて……。 男子シングルSP: 予定構成の確認と基礎点計算しないでいいますけど、全員がジャンプ基礎点を下回ることなく演技できたら、羽生結弦、ネイサン・チェン、パトリック・チャン、宇野昌磨、ボーヤン・ジンという順位になるかなと思うんですよね。ではどの程度加点を積み上げてくるのかって要素が入るともう分からんのじゃあああ。ボーヤンの神演技はパトリックの良演技におよぶか、とか、パトリックの優演技は宇野くんの神演技を凌げるか、とかさ。パトリックの神演技は全選手の優演技を凌駕しますが、羽生くんの神演技が来たらお手上げです。神・優・良・可・not his day の5段階。表彰台圏内からは一歩離れたところにいますけど、グラント・ホッホスタインの良演技以上のものを期待します。 SP結果(画像は上位6人まで): ![]() パトリックの流れるような4T転倒ううううそしてこれは回転不足だあああああああ。小鳥の鳴き声がたいへんかわいいと思いますの、このプログラム。第3グループ途中で地上波放送の開始時間となり、録画放送されたのはその時点で暫定1位、フリー最終グループに残ったハン・ヤンでした。おっこのままいくと放送か?と思われた第5滑走(ハン・ヤンまでは漬物石)のブレンダン・ケリーと、四大陸におかえりなさいのケヴィン・レイノルズは残念ながら映されず。7位はグラントです! フリーでは順位あげられるとうれしいな。パトリックの転倒と羽生くんのコンビネーション第一ジャンプが2サルコウになったミス、それ以外はおおむね良い演技が続いた男子ショート第5Gでした。苛烈に4回転をいれてくる上位争いのなか、4サルコウが3にぬけた田中刑事選手は終わってみれば11位でフリーを迎えることになりましたが、フリーでは順位をあげてくるでしょう。ネイサン完全優勝くるかなあ。 18日(土) 四大陸選手権の話ばかりしております。ほかの話題もございますけれども、ひとまず、すでに終了したペアFSと現在進行形の女子シングルFSについて。追記(22:20)。 ペアFS結果(画像は上位8組まで): ![]() スイハンがSPの勢いそのままかけぬけ、ペンジンが猛追し、ユー&ジャンを上回るイリュシェチキナ&モスコヴィチ。 ペア総合結果(画像は上位8組まで): ![]() スイちゃんよかった、スイハンおめでとう、そしてイリモーが4−4で3位になり表彰台が中国1:カナダ2という結果です。むむむ。ワールドはどうなるか。ひとまず中国は出場枠を3に戻していきましょう。すみオデはFSで9位、総合では10位ステイ。よい演技だったみたいです。 女子FS: 体調不良がアナウンスされていた、SP滑走直後の泣き顔が痛々しかったナヒョンちゃんと、あと1名サウジアラビアの選手が棄権しています。19:18現在、アレイン・シャルトランが暫定トップでブルックリー・ハンが滑走中。アレインの滑走順が早すぎてみんなびっくりだ。 ケイトリンが優勝くるだろうと思っているのですけど、ガビーも表彰台に残ってほしい、でもガビー両方そろえられるだろうか。三原さんが好調を維持すれば逆転表彰台もあり、でもツルちゃんがなんか読めない。カレンとマライアはきっと順位を上げてくる、新葉ちゃんもがんばってほしいけど切り替えできてるかな。ダビンはSP6位の順位を守りたい。 Alaine CHARTRANDのカタカナ表記は苗字含めてどれが適切なのかわからず、苗字をフランス語圏っぽい(と思うけどきちんと調べてない)シャルトランとするなら名前はアレーヌがいいのかしら。アレーヌ・シャルトランとアレイン・チャートランド。 女子FS結果(画像は上位6人まで): ![]() やはりライブでないと一気に放送にたいして心証が悪くなるというかありていにいって「クソが」といいたくなりますね。三原さんがぎりぎりライブ放送できるかな?と思ったけどそのまま追っかけ放送を続けており、結果が出たあとに流される煽りVTRほどシラけるものはない……。とまあ、そこはともかく、三原さん、すごいぞ! 繊細な見た目に似合わぬ豪胆さを感じる! そしてミライちゃん、フリーでやりました!! ダビンがFS4位! けっこういい点数でてるジジュンは、6分間練習中にアクシデントがあったみたいなので、心配です。ケイトリンは3転倒でディダクションが4つきました。おおう……。あ、なんかフリーの結果を受けていまの煽りVTRが編集された気がする。とてもする。 女子最終結果(画像は上位6人まで): ![]() 三原さん、ガビー、チャンピオンシップのメダルおめでとう! ミライちゃんも表彰台だ! ケイトリンはワールドに備えてここでコケておいたと思いましょう。ダビンとマライアが順位をひとつあげました。 いまさら気づいたのだけど、三原さんってちょっとクーシンに似てるのね。クーシン・ジャン。笑顔ましましのクーシンみたいだ。自分は中国女子でいちばんクーシンが好きだった。 19日(日) 11:00より男子FSがはじまります。ネイサン完全優勝もあるかなと思ったものの、羽生くんとの点差がわずか6点……おまけにSPに納得していないときの羽生さんは怖いでえ……。とにかくみんな、ジャンプすっぽぬけ等のミスなくよい演技を! というわけで、追記(15:45)。 羽生くんにすっぽぬける系のミスが出て、かつネイサンが基礎点とりきったらどうなるか分からんでえという感触だったんですよね。で、最終滑走を前にこうなった。 ![]() これは盛り上がりましたね。そこにきてネイサンのTES速報115.58だという。そしてこう。 男子FS結果(画像は上位6名まで): ![]() で、こう。 男子総合結果(画像は上位6名まで): ![]() いやーネイサンやりました! FSも1位の完全優勝とはならなかったけれども、羽生結弦といえどもSPでミスがあったら優勝を逃すこともあるのだと、そういう域にこのシーズン中に追いついてきたわけです。ソチシーズン中にものすごい勢いで点数を伸ばしてGPFでパトリックをとらえた羽生くん自身を見るようではありませんか。そのパトリックはこのまま3A2本構成の確度をあげていけばよいでしょう。焦ることはない。そしてコンビネーションを2本余らせた宇野くんのTESがご冗談でしょうレベル。またこのクアド複数投入する羅刹どものなかでクアドなし構成のジェイソン・ブラウンが6位に入ってきたすばらしさ。 ああおもしろかった。さて、本日19時からの放送を見たあとは、来週1週間で全滑走をじっくり見る予定です。 20日(月) 先週は2日間ちょっと活動して、すこし体調崩したあとそのまま四大陸選手権に突入したのでそちらに注力しまして、ってフィギュアスケートのせいにしてみたけれどもたんに自分の社会性スタミナ切れるのはやすぎという話である。 2/25放送の「クラシカロイド」に中川晃教が声の出演するんだってさということで、オンデマンドで第5話まで視聴したりなんだりしていました。この第5話を去年たまたまムジーク発動あたりから見たことがあって、くるみ割り人形だからネズミがでてきて皇帝だから皇帝ペンギンなのかって、いやいや、いったいなにがなにやらと思っていましたが、1話めからきちんと視聴してもなにがなにやら分からなかったとは、まったくすばらしいですね。なんなんです? これ。(褒めてる) 21日(火)〜25日(土) - - - - - 26日(日) 自分がいちにちで使える時間と処理できる情報量を鑑みた時間割的なものを設計したのですが、体調があまりしゃっきりしないままぐだぐだになってしまい、ていうかそもそもその体調ふくめて自分の性能を一定に出力するのが設計意図だったのにどういうことだよと、そこはかとなく不機嫌がくすぶる5日間でした。夏休みの計画表、とかね、計画をたてるためのノートにおろしたえんぴつの一筆めが、その始点の位置が、自分が思ったように「決まる」場所じゃなかったらもう癇癪を起こす子どもでしたよ。 「クラシカロイド」は1話〜19話を3日にわけて視聴しましたが、これ、ヒトがいちどきに摂取できる狂気の含有量を限界までふりきってるような回が複数ありますね。「ます」が筆頭。使い勝手がよいので「狂気」でくくってしまいましたが、ほんとはちょっとそのことばはちがくて、うーんと、「無目的」「無軌道」のほうが近いかな……。20話ムジークの中川くんの歌唱は、無事にリアルタイム視聴できました。録画でもういっかい見てもどういう回だったのか腑に落ちていませんが、あれ、シリアス回? 同世代の子どもとは足並みを合わせられない、どうしたってそれらを置き去っていかざるをえない天才の、音楽との交歓って回だった? 27日(月)〜28日(火) - - |
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