2012年2月


13日(月)
毎度のことながら、この時期になるともういろいろ厭いてくる。おもに3パターンくらいしかない服の組み合わせに厭いてくるんだけど、どうして3パターンに減っちゃうのかといえば寒いからだ。寒さをしのぐ適当なかっこうが、気づけば3パターンくらいに落ちついて来るんだ、毎年、この時期になると。

ところで、最近の父。

月曜日:きのうはなんか変だったな、きょうはちゃんと行くぞ、え、行かない、なんでだ、行くんだよ。(自宅で訪問介護による入浴介助などを受けます)
火曜日:よしきょうは行くからな、ほらな、やっぱり、行くんだろ。(施設Bのディサービスを利用します)
水曜日:なんかおかしいな、きょうはちゃんと行けるのか、行くのか、よしよし。(施設Aのディサービスを利用します。ここがたいそうお気に入りです)
木曜日:やっぱり行くのでいいんだよな、きょうも行くぞ、行けないって、そんなわけあるか、行くんだ、いいんだよ、行くんだ。(決まった予定はありません)
金曜日:さあ行くぞ、え、なんでだ、どうして行けないんだ、なに言ってるんだ、いいんだよ、おれが行けばいいんだ。(自宅で訪問リハビリを受けます)
土曜日:よしじゃあ行ってくる、行けないって、どうしてだ、なんなんだ、言ってみろ。(決まった予定はありません)
日曜日:行くからな、ほら、行くんだろ、行けるんじゃないか。(施設Bのディサービスを利用します)

で、月曜日にもどる。どうしても、水曜日に利用しているところに行きたくてしょうがないみたいで、日曜日と火曜日の他施設から帰ってくるとびみょうに不機嫌というか、ふしぎそうというか、そんなんです。

もともと水曜日しか利用していないときも、「きょうは行けないよ」というと、もうずっと行けないものだと思ったり、水曜日に利用して帰ってきたあとは毎日行けるものだと思っていたり、「週に1回」とか「週の○曜日だけ」とか、そういう理解が皆無です。自分という人間の座標を、空間では把握しているんですけど、時間ではもうむりみたい。一日のなかで、一週間のなかで、一ヶ月のなかで、一年のなかで、自分がいま、どの位置にいるのかがまるで見えていない。

あたらしく増やした施設については、どうも変だとあやしんでいます。水曜日のほうにずーっと行きたいんでしょうけど、いまのところ施設側の空きがないのでむりです。先週は「(施設Aは)水曜日だけ行けるんだよ、週に1回だよ」と言ってみたところ、「ってことは、三ヶ月か」と言われました。「ってことは」もなにも。「いや、水曜日、週に1回行くんだよ」「つまり、三ヶ月か」って。「すいようび」=「さんかげつ」って音が似てるかな? それとも「しゅういっかい」=「さんかげつ」? なにを言ってるつもりで「三ヶ月」なのか、ぜんぜんわからん。さいきんは朝起きて「テレビだ、テレビどこだ」とか「ごはんをくれ」ということばで「めがね」を要求していたり、ますます言語が八方破れになってまいりました。このひとなんていう病気なの?


14日(火)
てぶケロ(ひらたくなった)を買ったばかりだというのに、日曜日にバレンタイン仕様のニューカラーを発見したので、また買ってしまったのだった。このてぶケロシリーズはやけに安い、と思っているんだけど、お仕事がそういうグッズ作成系の友人も「やっす……!」と驚愕していたので相当みたいだ。

ついさっき、叔父が死んだかもしれないと思ってましたが、どうやら生きてた。(21:24)

透析に現れないという連絡が伯父に入って、伯父から母に連絡がきて、うーん、死んだか、と考えこんでいたら、遅れながらも現れたとまた連絡がきまして。ていうか、このパターン過去にもあったので、ほんとにいつ「あ、逝った」となってもおかしくないんですけど、ああああめんどくせええええ。ちょうど本日、ばあちゃんのことで施設から連絡がはいっていてそっちのことを考えているのにいま死なれても母は動けないぞってんでもう、もーう。生きてはいるけどなんか怪我してるらしく、続報待ち。怪我ってなんだ、よく剃刀負けして顔から血ぃ出してたけど、そうゆうことじゃないの? わっからねええええええ。

気晴らしに、本日、仕事中に母からきてたメールを公開します。

件名:何を言っているのでしょう?
本文:いつ
   どれだけで
   おれが
   あれ
   やったのか?

   今日くるのは
   一年分というのは
   去年やらなかったのか?

カレンダーをにらみながらの、父の発言ですって。ちなみにこのあと「昨日おれ行かなかっただろう? そのまえも行かなかったよな?」と、まっとうなことばが出てきたそうな。そんなわけで本日のディサービスは、あまりお気に召さないほうにいったわけですが、「ここじゃない」という思いはけっこう根が深いみたいで、こちらもやっぱりめんどうくさいのであった。父とばあちゃんと叔父と、三方向からのめんどうくささ。いい子にしてるのは祖母くらいだよ!

ところで知ってますか、フィギュアスケート四大陸選手権男子FS、コレオステップでいちばん点とってるのは高橋でもチャンでもなくて、ミーシャ・ジーなんですよ! 昨シーズン、いつかのデニス・テンのように一晩明けたらミーシャ・ジーって感じに話題にのぼってましたが、ほんとにすごいんですね。


15日(水)
あすは母とふたりでばあちゃんを病院(整形外科)につれていく予定です。以前もちょっと腫れたことのある足の甲がまた赤くなってるらしいです。それとはべつに、夜は落ち着かないので安定剤を処方されているとも伝えられました。うーん。

で、その迎えの時間を連絡したあとにケアマネさんから電話があって、父の木曜日の施設利用があすから可能です、と。火・日とおなじ場所で、つまりいまのところお気に召さない場所ですが、それでもありがたいので行ってもらいます。つうか行け。木曜日はいちばん行きたがってめんどうくさい日だし。なので順番としては父を送り出してからばあちゃんを迎えにいくので、時間ちょっと遅くなります連絡をまたいれました。病院つれてくのは一日仕事なので、父が家にいないというのはほんとありがたい。

叔父は入院しました。どうなるのやら。

酒の肴に、兄に叔父のあほくさいエピソードを公開してみたらちょっとすっきりしました。あまりにあほくさいので、いわゆる「ドラマのような愁嘆場」というのは、そもそも現実がさきにあったから「ドラマ」として定型になったのだろうなあ、と思うのですよ。というか、ドラマのほうがまとまってるし、突拍子なくもないって感じですね、きっと。


16日(木)
父の送り出しと、ばあちゃんの病院と、もひとつ父の認知症のほうの病院の用事も、わりととんとん進みまして、それでもまあ半日っていうか一日使うよねってことで。

木曜日のディサービス利用ははじめてでしたが、もとより毎日「きょう行くぞ」状態だった父は問題なく行く気まんまんで、お迎えがくるまえから玄関で靴をはこうとするくらいだったのですが、ピンポン鳴ってドアあけて現れた男性スタッフをみた瞬間「ちがうじゃないか!」と叫んだので、反応がすなおすぎると笑いそうになりました。いや、一瞬「行かないって言うか!?」とこのあとばあちゃんの通院が控えていたので緊張したんですけど。だってね、水曜日の施設が好きな理由のひとつに、女性スタッフが若め&華やかめってことがあると思ってたんですよねー。なので男のひとを見た瞬間「ちがう!」になるのだろうと。

わりとふきげんに車に乗り込みましたが、帰宅時はスタッフさんに手をふって愛想よくするいつもの外面父でした。手をふってた相手は女性スタッフさんでしたけどねー。まあ分かる、分かるよ。女のひとに親切に遇されるって気分いいもの。

叔父はCCUにはいってます。現在の状態は肺炎&心不全。緊急手術を行う予定がとちゅうで吐いたので中止になったとか。家の電話に病院から4件もメッセージはいってた。帰宅するまえに伯父のほうに連絡ついたようなので、結局ぜんぶおまかせしちゃいましたけど……。叔父の自宅が病院からちかいのでそこに泊まる気だったそうですが、まあ、案の定、だめみたい。結局母も出動してへやの環境整備をしなきゃならないみたいだ。2月ってなんだか、そういう月みたいですよ。兄がICUにはいったりしたのも2008年の2月です。かるく母娘のトラウマです。こういうの、ぜんぶ、寒いのが悪いと思うんだ……。

生死問わず、母の面倒がいちばん少ないかたちでおさまってくれるとよいと思います。



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